CONTROL
先週は、東京都写真美術館で森山大道の写真展、クリエイションギャラリー
十文字美信の写真展、そして先日ぼやいたイアンカーティスの生涯を描いた
CONTROLと言う映画を見て、写真、イメージ、映像を堪能するとともに、それぞれのアーティストの思考、生き方に触れて、何かを感受した気分。
特に、CONTROLは素晴らしかった。
モノクロームの映像による雰囲気あるイメージは個人的にばっちりはまり、
また主人公の孤高で絶望感のある生き方に一層リアリティを持ち上げてて最高。
監督の本業は写真家なので、スチール特有の繊細さを追求するこだわり感が強く出ている。
なので見る人によっては、かっこいい映画と感じるかもしれないが、私はスチール業なので全然OK。
イアンカーティスを演じるサム・ライリーがそっくりで、なおかつ演技が素晴らしかった。
インタビュー記事も読んだが、何度も本物のイアンの映像を見て研究したみたい。
完璧にイアンカーティスになりきってて、バンドで歌っている姿、自分自信に苦悩する姿、病気の発作が起こる姿など、リアリティがありすぎて本物を見ているみたい。
この映画はこの役者による部分が大きいと思う。
そういうキャスティングにも監督のセンスを感じる。
それにしてもイアンカーティスの生き方には不器用さを感じずにはいられない。
繊細すぎる。それゆえに弱い。
とても切ないしはかなすぎる。
見ててなんとも胸がいたたまれる。
宿命を背負わされた者にしか分からない苦しみを、短い時間だけれど傍観者として
味わう事が出来て、色々と思考させられる映画だった。
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by fumishiko | 2008-06-02 01:37 | 独り言
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カメラマン関口史彦のブログです。